2013年01月21日

「泰道」とは

過去に「健康を守る会泰道」というアースハートと類似の活動を行っている団体がありました。
泰道に対しては、福岡、佐賀、長崎で被害者が集団訴訟で勝訴し、ほぼ全額被害回復されていますのでご紹介します。

【泰道とは】
「健康を守る会泰道」は、開俊久が、昭和61(1986)年に、佐賀市に設立した団体です。
泰道は、手かざし(ハンドパワー)には諸々の病気を治癒する効果があるとして、ハンドパワーを売り物にして、佐賀、福岡、長崎、熊本などを中心に活動を展開しました。
 ハンドパワーが存在するということを示すため、「飲料の味かえ」(=酒やジュースの味を自由自在に変えることができる)、「雲消し」(=空に浮かぶ雲を自由自在に消すことができる)などと宣伝し、自身や家族が病気等で悩む人を中心に勧誘し、その後、勧誘行為を推奨し(「覚生」とよんでいました)、組織を拡大していきました。
 入会時には140万円かかるなど高額の金を集めることで、深刻な問題となり、元会員らが佐賀、長崎、福岡地裁に損害賠償請求訴訟を起こし、泰道側は完全敗訴しました。
 泰道は訴訟係属中の平成9(1997)年3月に解散したが、現在も、宗教法人「宝珠宗宝珠会」と名前を変えて、佐賀を拠点に活動しています。
 
 アースハートの活動と極めて類似の活動内容ですが、それもそのはず、アースハートの創設者野中邦子は、もともと泰道の幹部でした。
 野中邦子は、アースハートにも、泰道のやり方をほぼそのまま受け継いでいるのです。

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2013年01月20日

泰道に対する裁判

健康を守る会泰道に対しては、以下の通り、最高裁でも、原告らの請求がほぼ認められ全面勝訴しています。

なお、泰道被害対策福岡弁護団の弁護団長は、当弁護団団長の弁護士大神周一でした。

(1)福岡
  原告数37名、約7320万円の損害賠償請求
  ●福岡地裁判決(2002年09月11日)
   約6550万円の支払いを命じる判決(勝訴)
   手かざしの効果を「実在するものとは認めがたい」と否定
   勧誘・集金システムについても「明らかに社会的相当性を逸脱し違法」と指摘   
   泰道の違法なシステムを運営してきた元幹部らの責任についても不法行為責任を認めた
  ●福岡高裁判決(2003年11月01日)
   地裁判決を維持
   「医学的な裏付けもないのに、利欲目的で勧誘した著しい詐欺行為だ」と述べた
  ●最高裁上告棄却決定(2004年06月11日)

(2)佐賀
  原告数49名、6722万円の損害賠償を請求
  ●佐賀地裁判決(2002年02月15日)
   約6043万円の支払いを命じる判決(勝訴)
   一連の勧誘、集金システムは「詐欺的手法で勧誘し、違法」と判断
   原告らの「精神的苦痛」に対する慰謝料の支払いを認めた
  ●福岡高裁判決(2003年03月27日)
   地裁判決を維持(慰謝料も)
  ●最高裁上告棄却決定(2004年02月12日)

(3)長崎
  原告数31名、約4180万円の損害賠償を請求
  ●長崎地裁判決(2001年09月26日)
   約3320万円(1人22〜358万円)の支払いを命じる判決(勝訴)
   手かざしの効果(生命の作用)を「真実として採用するには疑問がある」と否定
  「泰道はもっぱら入会者からの金の獲得を目的としていた」と述べた
  ●福岡高裁判決(2003年10月21日)
   地裁判決維持
  ●最高裁上告棄却決定(2004年06月11日)
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